enchantMOONをモバイル環境で使用する場合の一つの方法として、モバイルルータ（モバイルWiFi）を利用する方法があるかと思います。

ただ、モバイルWiFiは大抵契約の縛りがありますし、特に「自宅回線も解約してモバイルWiFiで一本化しよう」と思っても、

・自宅でどこまで速度がでるのか？

・いつも使う通勤・通学ルートや屋外できちんとつながるのか？

・電池はどれくらい持つのか？

と不安になることも多いと思います。

こういった場合は一度試すのが確実でしょう。

その場合、モバイルWiFiのレンタルを利用する手があります。




こちらのサービスですと、1日750円からレンタルすることができます。

配送のタイムラグを考えると1週間程度は借りたほうがよいでしょうが、ともかく一度試したい場合には便利でしょう。

別にenchantMOONに限らず、出張や旅行などで一時的に使いたい場合にも便利です。

私も、購入する前に一度借りて試してみようかなと思っています（まずはつながり具合など）。

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enchantMoonと他のタブレットと何が一番違うのでしょうか？

見た目もそうですが、やはりアウトプットに特化したタブレットではないかと思います。

通常のタブレットは、起動してログオンすると、いろいろなメニューやアイコンが表示されます。

その中から選択するので、ＴＶのように「受け身」のデバイスだと言えます。

しかし、enchantMoon基本的に真っ白です。

ユーザーが何か書かない限り、何も始まりません。

その意味では能動的であり、紙にかなり近いデバイスだと言えます。

手書きツール自体は昔からあったと思いますが、OSレベルで手書きに特化したタブレットデバイスはenchantMoonが初ではないでしょうか。

そういう意味でもenchantMoonは画期的なデバイスと言えます。

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enchantMOONは手書きタブレットであるため、ネットサーフィンのような「受動的」な使い方よりもむしろ「能動的」な使い方になると予想されます。

それでも、手書きでアウトプットした情報を、ネットの情報とリンクさせたり、コラボレーションさせることで新しい可能性が拓けてくるでしょう。

そうなるとインターネットに接続できるように準備をしておく必要があるかと思います。

自宅などで無線LANを引いている方は多いでしょうから、自宅での使用には問題ないと思われます。

しかし、外で使うとなると何らかの通信手段を確保する必要があります。

その１．公衆無線LANを使用する

最も安く利用できる方法でしょう。

既に契約済みのプロバイダや携帯電話キャリアのオプションサービスを利用すれば、実質無料の場合もあります。

しかし、かなりエリアや使用場所は広くなってきたとはいえ、まだまだ「どこでも使える」と言ったわけにはいかないのが実情です。

特に地方などで使う場合に心配になります。

その２．スマートフォンのテザリング機能を利用する

既にスマートフォンをお持ちの方は、それをモバイルWi-Fiのように使用するテザリング機能を使う方法もありでしょう。

これならば、新たな設備やプランを投資する必要もありません。

しかし、その分スマートフォン自体の電池の持ちを気にしなければいけませんし、一部とはいえガラケーやテザリング未対応のスマートフォンではこの方法は使用できません。

３．モバイルWi-Fiを使用する

そうなると、多少の追加投資をしても安定してネットに接続したい場合は、やはりモバイルWi-Fiということになります。

既にスマートフォンをお持ちの方であれば、同じキャリアの2台目にモバイルWi-Fiを追加契約して各種割引を使う手もあります。

しかし、同じキャリアでなくても、敢えて別キャリアでももともと安い月額料金のものを使うというてもあります。

以下、少し調べた範囲で安そうなものを。




上記の楽天会員の方なら、楽天スーパーWiFiを使うのも手でしょう。

月額料金は3,880円と安い上に、楽天ポイントもたまりやすいです。もっとも、キャリアは結局イーモバイルみたいですが。




というわけで、どうせイーモバイルなら最初から公式ショップで、というかたはこちらで。

値段はもちろん月額3,880円から。




同じイーモバイルでも、上記のように代理店を通す手もあります。

本来は直販の方が安そうですが、代理店などを経由すると「パソコンやゲーム機が無料または格安でセット購入できる」と言ったサービスもあるので、状況によっては利用するのも良いかもしれません。




とにかく月額料金を安く抑えたい！！という方には、初期料金はかかりますがそのぶん月額2,999円という低価格で利用できます。長く使う方は考慮に入れても良いかもしれません。




「とにかくできるだけ安く抑えたい！！」「むしろタダにしたい！！」という方にはこちら。

各種条件というか縛りはありますが、それさえクリアできるなら初期費用だけでなく、毎月の費用を実質0円にすることもできるそうです（詳しくは条件をきちんと確認した方がよいでしょう）。




他にも、ここのようにソフトバンク系のモバイルWi-Fiがあったり、




こちらのように、セット割のタイプもいくつかあります。

他にも…



など。

おそらく他にも代理店系はあるのでしょうが、どちらにしろ「自分のエリア・ライフスタイル・経済状況を良く検討して着決める」必要があるのは間違いないでしょう。ここに上げたのはあくまでも参考例です。

ただ、この機会にネットへの接続環境を見直すのも良いかと思います。私も、この機会に「いっそのことモバイルWi-Fiで全部まとめようか」という検討もしようかと思っています。都会ならイーモバイル系で良いでしょうし、地方にも行くならエリアの広いドコモとか…

と、enchantMOONから脱線したように思えそうですが、モバイルで快適に使うためにも接続環境の検討はしっかりした方が良いと思います。

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enchantMOONとEvernoteは連携できる模様です。

ただ、公式サイトにはまだその情報はありません（本記事執筆時点）。

気になるのは、enchantMOON本体に保存するのか、否かということです。

PC版は本体（ローカル）にDBを持つと同時に、サーバというかクラウド上でも同期してデータを保存します。

しかし、一部のモバイル版はクラウドメインで本体には保存しません。

こうなると、インターネットに接続できる環境が必須ですが、enchantMOONはWi-Fi機能はあるものの、3Gなどの公衆回線は使えません（正確な呼び方としては微妙ですが）。

フルにネットやクラウド機能を使うのであれば、モバイルルータなどは必須になりそうですね。

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enchantMOONのOSは、Androidをベースにした独自OS：MOONPhaseを使用しています。

その開発についての記事が、UEI社長さんのブログに掲載されていました。

OSからつくる、ということ - UEI shi3zの日記

私はプログラミングは少ししか経験がなく、ましてやOSの開発となると全くありません。

しかし、記事ではアップデートの際のこともきちんと検討されて進めていることがわかります。

当たり前かもしれませんが、根幹となるところなので地道かつ正道に沿って開発されているんですね。

ベースがAndroidとはいえ、Androidの各種アプリは使えない模様ですが、今後は対応を検討していってほしいですね。

確かに手書きベースのUIは興味がありますが、ワンタッチで起動するアプリなどの利点もあるはずです。

お互いの良いところをうまく組み合わせていただきたいものですね。

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